韓国旅行日記2008-②

性懲りも無く続きです。

最近の東方神起さんどうしてるんでしょうかー…
韓国でお仕事ですかー…
ぼく最近力が出ないよジャムおじさん…







↑音楽中心のWrong Number

ちょっともう何この子達！スタイル良すぎっ！！！
キャー
キャー

とくに右から2番目のコっ（←新しい頭が焼けたらしい）


ってことでまだ続く旅行記です…

旅行記2日目 ～DAC会議～

9時に起きるも朝からいい具合にボロボロの二人…。（そりゃそうだ）

『やっぱ寒いね韓国の朝は…』と、とりあえずドーナツを食べながらノロノロ仕度をはじめる。

フト携帯をチェックすると…


『おめでとー！東方神起紅白出場！』
『年末楽しみだね！おめでとう～』

というメールが続々…


んな…！！Σ(゜д゜i)


なんとーーーー！！！

ワーーーイ！
東方神起紅白出場だって！！
おめでとう～～～！！


…ん？


てことは今彼らは日本？
韓国でなく？

…。

…どーりで冷え込むはずだわぁ…


若干の虚無感を覚えつつも朝ごはんのお粥を食べにお粥屋さんへ。
ベラも私も前回とまったく同じものを食べ、まったく同じように感激する。









変わらないことが唯一ふたりの自慢です。　（…。）


ここで昨日の反省会が始まる。

お「昨日のピエールは調子こいたよね…」
ベ「こいたね…。ピエールいないしね…。いたのボビー（仮名）だしね…」
お「え、ビリー（仮名）じゃないの？」
ベ「どっちでもいいよ」
お「どっちでもいいね」
べ「しかし昨日のコールドストーン旨かったわ～」
お「でも韓国来てまでってのがあるよね…」
ベ「キャッツもね…」
お「ドーナツもね…」
ベ「…。」
お「…。」
べ「いや！もう心を入れ替えるよ！今回の旅のメインはキャッツだっ！！」
お「主食はドーナツでね！！」
ベ「デザートはアイスな！！」

ここに、世界で初めてのDAC（ダック※）会議にてDAC条約が締結。
まさに歴史的瞬間である。

※D…ドーナツ、A…アイス、C…キャッツ の略。
以後この言葉は旅のキーワードとなり、目的を見失いそうになる我々をしばしば照らし導く灯台の役割を果たす。


ということで無事にDAC会議を終えた我々は意気揚々とスタバに寄りつつ（ラテも美味しかった…！）今日の計画を遂行すべく昌徳宮へ！！

…本当は景福宮へ行きたかったんですが、火曜日はお休みだったので昌徳宮に。（←この辺が無計画旅行の後遺症）
実は昌徳宮は数年前にも一度訪れたことがあるんですが、季節が秋ではなかったので、今回また違った趣で素敵でした。








昌徳宮は朝鮮王朝時代に使われていた宮殿で、世界遺産としても登録されています。
極彩色の鮮やかな宮殿は仏教の流れを汲んでると思うんですけど…
日本の平等院鳳凰堂の再現色なんかを思い出したりします。








そもそも寺院以外でこの色彩を使うということが非常に珍しいことなんですって。
そういえばここ以外で寺院じゃないとこにこの色彩って写真でも見たことないよなー…と思いながらガイドさんの説明を聞いてました。
楽しくてしかたないよ、もう。
こういうウンチク大好き。
寒さで空気が澄んでいるので、宮殿の色彩もいっそう鮮やかに見える（気が）するし、木々が紅く染まっていて景色が素晴らしい～～～…

行ってよかったです。
唯一ゆっくりーなホッコリーなな瞬間でした…（唯一…）

ちょっと観光らしいことをしたので昨日のピエールは帳消しだね～ということになり、お腹も空いたので昌徳宮近くの仁寺洞にある「ジルシル」というお餅屋？お茶屋？さんに入ることに。








↑トク（餅）と梅茶。
うにょーとのびるお餅というより、ムッシャムッシャたべる感じで美味しい。
右のお皿の上から二個目の丸い林檎のトクが特に美味しかった！
こんなのをお腹一杯食べてる人なんてそういえばいなかったなー。
…食べましたけどね。
このとき、よりによって日本人のオヤジにからまれるというありえないことも起きましたが、トクに免じて忘れます。
私が好きな「ウリセゲ」という小物屋さん（店舗が拡大しててびっくりした…）に寄ったりフラフラしながら歩いてると、ふっしぎー！本屋＆CD屋さんについたよ？！

…ベラはかなり不審な顔をしていましたが、来ちゃったモンはしょうがないよね！とダッシュで買い物に。
ここでの戦利品
・東方神起のハリウッド写真集
・東方神起のハリウッド写真集
・東方神起のDVD付き写真集×1
・東方神起Cver.CD×1（ポスター付き）
・BIGBANG　REMEMBER
・BIGBANG　REMEMBER
・BIGBANG　Stand Up
・SHINee　AMIGO

色がついてるのはコルミンにお土産～と思って買ったのですが、ポスターまでもらっちゃって、ご覧の通りどっちゃり買い込んだ姿を見てベラさんドン引き。
そうよね～
わかる～ぅ
私もどうやって持って帰るのかすでに見当つかないもの～…

でもね！！
こんなに買っても1万円しないんだからアンタそりゃ買うっしょ！！
ハリウッド写真集なんて日本のタワレコで7800円とかしてたんだもん！
買うっしょ！！！

と迫ってみましたがダメでした。
ガンダム（ポスターが背中から飛び出している状態）おかだとは若干距離をおいて歩いてる気がしますが気のせいでしょうか。
あ、またドーナツ買ってる。
ウソ、また箱で買ってる…（引）。

ということで結局ふたりとも大荷物になったので一旦部屋へ帰ることに。
一眠りしたいのを我慢して、（アレ？デジャヴ？）

身軽になったとこで
さー！
いよいよ韓国版『CATS』だーーーーーーーーー！！！！！

そもそもなんでCATSを観たがったかというと、11月のはじめに行ったBIGBANGのコンサートで、CATSに出演中のテソンが一瞬CATSの曲を披露してくれたんですよ。それがおかだ的にすごく良くて、観れるものなら観たいな～と密かに思っていたのです。
それがほんとに叶うなんて…！！！

あー踊りたい！
踊らないけど
踊りたいほど嬉しい！
夢みたいー！

場所は蚕室(チャムシル)駅近くにあるCharlotte Theater(シャーロッテシアター)です。
電車で30分くらいでした。

ちなみにBIGBANGのテソンがラム・タム・タガー役で出演してますが、彼はキム・ジヌという俳優さんとダブルキャストなので、今日がテソンかどうかはわかりません。
キャストの日程は当日会場で発表されるそうです。
でもそんなことはもういいのだ。
…というかそんなことスッカリ忘れちゃって、開演前にキャストをチェックするの忘れました（爆）

だってさー！
駅に着いたら










こんなんで










こんなんなってたら、
テンションがポーーーンってなってひゃっほー！ってなっちゃうでしょ！
（蚕室駅はロッテワールドのある駅でロッテ免税店やホテルもあります。シャーロッテシアターもホテルの横でした。）











始まるよー！
CATSがはじまるよーーーーーー！！！！

ジャカジャカ写真撮って、じゃんじゃんトイレ行って、忘れずパンフも買って、席に着いたら6列目でした…（失神）

嬉しすぎてもう私がジェリクルキャッツになるっつうの…。

日本のように（って観たことはまだないんですが）円形ステージではないんですが、会場全体が作りこまれた一つのセットのようでした。
ディズニーシーのミスティックリズムの雰囲気に近いです（つくりが）。

私の席は下手側で、隣が3つくらい席が空いていたので、猫がきてくれたらこりゃ見通し全開だよ…！という感じでした。

そんなんだからラム・タム・タガーが誰か見忘れたわけです…。

開演のベルが鳴り、あとは怒涛のごとくはじまるわけですが、始まって気づく、

言葉が全然わかんない。　（ドーン）

でも不思議と意味はわかるんですよ。
なんとなく。
ミュージカルなので、歌詞にしやすい言葉が選ばれてるせいだと思うんですけど、トンバンシンギばっかり聴いてるおかだの耳には聴きなれた言葉がいっぱい聴こえてくるわけです。
なのでわかる「気が」するだけなんですけど。
まぁそこは想像力と妄想力を総動員してカバーカバー（軽っ）

でもCATSは言葉のいらないミュージカルっていうのはほんとでした。

むしろ分からないほうがいいかもなーとさえ思いました。
言葉がわかるとつい言葉を理解しようとしがちですが、もうハナからわかんないので諦めて猫たちをものすごい一生懸命観るんですよ。
なにしてるのかなー
どんな気持ちなのかなー
って。
曲とか歌から理解しようとして聴くのでもうどっぷりです。
ものすごく入り込んで観ちゃいました。
まるで絵本の世界に入り込んだみたいでした。

なのでたまに客席に降りてきた猫に肩を叩かれたりするとほんとに「ギャーーーーー！」ってなりました。
びっくりしすぎて。

ラム・タム・タガーは途中から超かっこよく登場です！

メス猫たちのアイドル、ラム・タム・タガー。
とりあえず腰を振りまくって片っ端からメス猫たちをめろめろにしていきます。
『俺は生きるマタタビ！』
と言ったかどうかは不明ですが（たぶん言ってない）、マタタビ強調でバッタバッタとメス猫を虜にしていきます。

後ろの方で長老猫がボー…っとしてました。

曲もまた一人かっこいーんだよ～。

登場してすぐ、
ラム・タム・タガーだー！！！！
…と思ったものの、テソンかどうかは判断つかず…。

ライブで聴いたテソンの声のような気もするし、そうじゃない気もする。
でもキム・ジヌ（ダブルキャストの人）もこういう声なのかもしれないし…。
あの目の細さは限りなくテソンな気がするけど、猫メイクのせいかもしれない…。

うーむ…

よくわからない…けどまぁいいや！

だってもうテソンでもテソンじゃなくてもCATSが楽しいものー！！！！

第一幕の最後に、あまりにも有名なあの「メモリー」をグリザベラ（老猫）が歌い上げます。

ああ…
携帯のメールが受信できなくなったときや、パソコンの調子が悪くなったときに
「んめ～もり～♪」
と適当に歌っていた（しかも1フレーズしか知らないからエンドレスに繰り返す）あの歌を、よもや韓国で全て聴くことになろうとは誰が予想しただろうか…

あきらかにベクトルの違う感動が私の全身を貫きます。

20分の休憩中、ベラに「ラム・タム・タガーさ、テソンだと思う？」と聞いたところ、
「え～？てっさん（テソンね）じゃないの？だって超目が細かったよ」と、やはり目の細さが決め手のようでした。

うーむ…
でもな…
こんな急にCATS観にきて、運良くチケットも手に入って、席も良くて、その上テソンキャストで観れたなんて話が上手すぎないか？
CATS観に行ったけどテソンの日じゃなかったよ～…くらいがちょうどいいんじゃないか？
と完全に疑心暗鬼に陥るおかだ。

第ニ幕も迫力の舞台が続きます。
長老猫がマキャヴィティ（悪い猫）に誘拐されてギャー！ってなったり、
ミストフェリーズ（回転猫）に助けられてホ～ってなったり…
とにかくドキドキします。
ストーリーだけではなくて、そんなに大きくないステージの上をたくさんの出演者が歌い踊ると、とにかく迫力がすごくてドキドキ。
加えて、韓国の俳優さんたちは手足が長く体も大きいのでなんかもうすごいことになるのです。
言葉は全然わかりませんが（←それもどうかと）、言葉じゃなくて、感じるものが多くある舞台でした。

最後のカーテンコール。
出演俳優さんがそれぞれ挨拶をしていきます。
ラム・タム・タガーが登場して…

両手で『ナル バ クィスン』の振り付けを…

き、貴様やはりテソンであったかーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！！　（ガターン）←二度目の失神


な、なんとおおお・・・・・おお・・・おお・・・・お・・・

『ナル バ クィスン』てアレです、テソンがソロで出したトロットの曲です。

あわわ
あわわわ

私とっても幸運でした。
テソンの回でした。

一人一人の挨拶が終わって、アンコールでテソンが挨拶で少し喋ってくれました。
そのときはさすがに会場からキャーという声が聞こえました。
その声で「ああ、テソンなんだっ」とさらに確信。

会場の外にでてロビーに行ってみると、ちゃんとキャストが発表されてて「テソン」て書いてありました。











ワタシ、この旅行でもう思い残すことはありません。
ほんとです。
ありがとう、ベラ。
「あ～ほんとに観ちゃったよ・・・」
とつぶやいていましたが、そんな経験も滅多にないって！（ぽむ）←オマエが言うな

フラフラしながら外にでると、ロッテワールドのお城が輝いていました。（東方神起の「マホベソン」という曲のMVに使われたお城）
途中でチョコ買って、食べながら帰りました。
良い夜でした。


そんで寝たのがまた26時過ぎでした。
毎日楽しく疲労困憊。（げっそり）


明日はもう帰る日です。

（いつかにつづく）